今回は私が最も紹介に困る人のご紹介です(笑)
その名も木坂健宣さん。
知る人ぞ知るかなりマニアックな方ではあるのですが、今回は私に多大な影響を与えた木坂さんついて書いてみたいと思います。
木坂さんと言えば「ネットビジネス大百科」が一番有名だと思うのですが、元々はネットビジネス業界にいた方で、今はその枠を超えて色々な活動をしている方になります。
本業はセミナー講師になるのかな?
基本、積極的に表に出る方ではないので、クローズドでコミュニティのメンバーさん向けにセミナーをやったり、料理を教えてくれたり、ラグビーのスクールをやっていたり。
幅広い多岐にわたるジャンルの知識や情報を惜しみなくシェアしてくれている凄い方なのです。
私が木坂さんと初めて出会ったのは今から20年前。
2005年9月に私が参加していた畑岡宏光さんの「畑岡ネット起業塾」で、畑岡さんの右腕として塾のサポートをして下さっていたのが木坂さんで、私たち畑岡塾生向けに外部講師として特別講義をしてくれたのが、私が最初に木坂さんを知ったきっかけだったんですよね。
当時の木坂さんはMr.Kという名前で活動していて若干22歳。
どこからどう見ても普通の大学生のお兄ちゃんという感じだったので、その時は全く注目もしていなかったし興味も持っていませんでした。
そもそも当時の木坂さんは全くの無名で、「Mr.Kって誰やねん!」みたいな感じでしたしね(笑)
しかし、そんな私が木坂さんに夢中になってしまった最初のきっかけが、その翌年、木坂さんが本格的にネットビジネスで起業し始めてメルマガを発刊した時のことなんです。
畑岡さんから勧められて木坂さんのメルマガに読者登録をし、メルマガを読み始めた時のこと。
「俺は馬鹿が嫌いだから、馬鹿は俺に近寄るな。馬鹿は存在しているだけで目障りだから全員死ねばいい。」
当時、木坂さんがこんな発言をしていたのです。
その時、私が思ったのは「え?私もその感覚あるんだけど・・・」でした(笑)
ただ、私は自分がそういう感覚を持っていることを人に言ってはいけないと思っていたし、こういう気持ちって隠すべきものだと思ってたんです。
でも木坂さんは言葉に出してハッキリ言ってしまった。
そこで私の中のスイッチが入ってしまったんです。
「何だこの人は・・・」「面白すぎる」
それが私が木坂さんに興味を持った最初のきっかけでした。
こんな過激な発言を堂々としてしまう人の人間性が知りたい。
そうして木坂さんのコンテンツをフォローしていくうちにあることに気付きます。
何か私と似てる!!
考え方や価値観、モノの見方、言葉の選び方、性格などありとあらゆる所に共通点を多く感じるようになり、世の中にこんなに自分と似てる人がいるのかと興味を持ち、木坂さんのお話を熱心に聞いていると、ある事実が判明します。
何と!!
育った家庭環境が酷似している(笑)
木坂さんは元々、自己開示をあまりされない方で、個人的なことやプライベートなことは滅多に話さない方なのですが、たまにセミナーや対談音声、コミュニティ向け動画などで育った家庭環境のことやご両親のことなどを話してくれることがあるのですが、
それを聞いて「木坂さんのお母さんの教育方針と私の母の教育方針って全く一緒じゃん」と衝撃を受けたんですよね。
同じような思いをして育ってきた人がいるとわかったら、何か勝手に同士というのか戦友なのか良き理解者なのかわからないけれど、勝手に親近感がわいて他人とは思えなくなってしまって。
木坂さんが幼少期のお話をされる時、あまりに強烈なお母さんのエピソードにみんなは笑ってたりするんだけど、私は一切笑えなくて。
私もそうだったなー。
あれ辛かったなーって思って、泣きそうになるというか。
でね、木坂さんの有名な話で学生時代に「神様になりたかった」というエピソードがあるんですが、私もその時期あったんですよね。
神様になりたかった時期が(笑)
だからね、普通の人は「神様になりたい」なんて聞くと、随分変わった人だと思って、「何で神様になりたかったんですか?」なんて聞くんだけど、
私は、
ですよね。
神様に憧れますよね。
わかりますよ。
なんです。
だって自分もその時期を通ったから。
多くの人は、木坂さんのエピソードを聞くと、変態だと思うみたいなんですけど、私はむしろそのエピソードのほとんどが「わかるー!」と共感ばかりなので、きっと私も変態なんだと思います(笑)
だから木坂さんからどんなエピソードを聞いても全く驚かないどころか、私もそれあったわ!みたいな感じで、基本が全部あるあるなんですよね。
最初はたまたま畑岡ネット起業塾で講師をしてくれた人だったところから、
この人自分と似てる。
他人とは思えない。
と気がついたらのめり込んでしまい、最終的には当時の夫から「かず、木坂さんの音声聞くのやめな。どんどんおかしくなってるよ。」という指摘があり、そこから5年くらい木坂さんから離れることになりました。
そこで気付いたんですよね。
投影を起こしてたって。
自分と似すぎてるがゆえに、勝手に一心同体みたいな気持ち悪い感覚を持ち始め、収拾がつかなくなっていたのを元夫に目を覚まさせてもらったというか。
そんな時期を経て、今はゆるーく木坂さんをフォローしている感じです。
ちなみに木坂さんとは3回お会いしたことがありますが、いずれもただ同じセミナー会場にいたというだけで、直接お話したことは未だにありません。
過去私が参加したのは、
・畑岡ネット起業塾のセミナー(2005年)
・創造的破壊サミットセミナー(2011年)
・和佐木坂サロン 国際フォーラムセミナー(2020年)
の3回。
普段はセミナーもオンライン受講コースで受けることがほとんどなので、この3回は直接会場に行ってセミナーを見たとても大切な思い出となっています。
しかも、3回とも木坂さんの単独セミナーではないのが面白い(笑)
でも私にはこれくらいの距離感でフォローしている方が、ちょうどいいのかな?なんて思っています。
直接会ってお話したら、何か色々暴走しそうなので(笑)
木坂さんの魅力って、多くの人が言うのは、幅広い知識とスキルと難しいことをわかりやすく伝える力と、高い抽象化能力と話術と言語化能力みたいなことを言う方が多いのですが、私はそういう能力的なところには一切興味がなくて、ただひたすらその人間性に興味があるんですよね。
だって自分と似ているから。
まるで鏡のように自分と似た人を見れる機会ってめったに無いじゃないですか。
だからちょっと普通の人とは全く違う目線で木坂さんを見てると思うんですよね。
だって木坂さんと出会ったことで、私の中にずっとあった言葉に出来ない思いが全部言語化されましたから。
同じような思いを抱えている人が代わりに言語化してくれる。
これが私が木坂さんに一番影響を受けた部分だと思います。
例えば「俺は痛みが全く気にならない。骨が折れても別に気にしない。」とか「お土産という文化が昔から嫌い。お土産をわざわざ買う人の心理がわからない。」とか。
こういう木坂さんが話すエピソードが私もだいたい一緒なんですけど、これって私の中では当たり前すぎて、わざわざ言語化したことがなかったんですよね。
だから代わりに木坂さんが言語化してくれることで、骨折しても痛みが気にならない人って私以外にもいたんだ・・・みたいな(笑)
そういうところに、本当に影響を受けているわけです。
冒頭に木坂さんのことを最も紹介に困る人と言ったのは、木坂さんのことを書くと自分のことを書いているみたいな文章になっちゃうから。
だけど、そうならずに何とか最後までうまく書いた気がします(笑)
木坂さんと出会った当時、木坂さんが22歳、私が26歳でしたが、今は木坂さんが42歳、私は46歳になりました。
20年の月日が残酷すぎます(笑)
さすがに20年も木坂さんをフォローしていると、相当マニアなんじゃないかと思われると思いますが、全くそんなことはありません。
木坂さんのセミナーも見ていないタイトルの方が多いし、メルマガは途中から届かなくなったりで、実はあんまり読んでいなかったりするし、途中離れていた時期もあったりで、付かず離れずくらいの距離感で、本当にゆるーくフォローしている感じです。
熱心に聞いていたのは「和佐木坂ラジオ」くらいじゃないでしょうか。
なので、いわゆるマスタークラス組と呼ばれる、木坂ファンガチ勢の人たちを見ると怖気づきます。
私は全くガチ勢ではないので。
この影響を受けた人シリーズでは、私が影響を受けた人を色々紹介しているのですが、「自分と似たところに惹かれて好きになった」という意味では、唯一の人かもしれないですね。
それくらい自分と似た人ってなかなか出会えないので。
そういう意味で木坂さんは、私にとっては唯一無二の貴重な存在かもしれないと今では思っています。
だからこそ、木坂さんのイベントとかにも行かず、徹底したデジタルフォロワーとして絶妙な距離を置きつつフォローしているのですが、いつかお会いしてみたい人の一人ではあるので、そういう機会があったら、それはそれで面白いのかもと思っています。
今回の記事は、木坂さんのことを知らない人には何だかわからない内容になっていると思いますが、木坂さんは基本的に顔出しNGでクローズドの場でしか活動していない人なので、動画の紹介とかもなくて本当にすいません。
もし興味がある人は、ネットで検索して頂くか、Youtubeで「和佐木坂ラジオ」と検索して、木坂さんの対談音声を聞いてみてください。
人によっては、このラジオを聞くだけでパラダイムシフトが起きるかもしれません。
ということで、今回の影響を受けた人シリーズの紹介は木坂健宣さんでした。
