自分以外は全員馬鹿

時々このタイプの人に遭遇するのですが、この世界で凄いのは自分だけで、自分以外は全員馬鹿という人がいます。

スティーブ・ジョブズがわかりやすくこのタイプでしたが、

私が一番賢い、私が一番優秀、私が一番凄い、私たちのグループが一番、世界でこんなに凄い事をやっているのは私たちだけ。

そう思うのは別にいいんです。


問題はその後に必ず付け加える言葉があります。

他の人たちはみんなレベルが低いから、私以外は全員話を聞く価値もないから、世界中探しても他にこんな凄い人いないから。

わかります?

これ、他者を否定して自分を肯定させる見下し常習犯がやるテクニックの一つなんです。


自分の価値を上げるためには、他者を落とさねばならない。

他所で提供しているものはレベルが低い、あいつは馬鹿だ。

それに比べて自分はこんなに凄い人間だ。

私と出会えてるあなたはラッキー、運がいい、ここに今居れてることに感謝をした方がいい。

とかね。

いや、その後半丸ごといらないんですよ(笑)


これって実は典型的な「見下し」であり、自分には価値がないと思っている人が、自分の価値を意図的に上げるために使う方法なんです。

自分が凄い人であることをアピールするのは別にいい。

でも、その後にわざわざ他者を否定し、他を落とす必要はない。

私も昔散々やっていたけれど、見下しが一番始末が悪いです(笑)


ジョブズも言ってたでしょう。

「本物は俺だけで、俺以外は全員馬鹿だ」と。

これは典型的な見下しなので、自分やってるなーと気付いたら、直す癖をつけてください。

本当に恥ずかしいので。


でね、本人は私みたいな凄い人他にいないですよ!って言うんだけど、いやいや他にたくさんいるから(笑)

そもそも何で凄いか凄くないかを測ってる??

私も昔は見下しが酷かった人間なので、それこそ自分以外は全員馬鹿だと思ってましたが、今は見下し癖を完全に直したので、今はこの世界にいる全ての人が凄い人たちだと思っています。


近所のおばちゃんも、隣の小学生も、自分の親も友達も、仕事仲間も誰一人凄くない人なんていないです。

人よりいい話が出来るから凄い?

他で提供されていないようなコンテンツを提供出来ているから凄い?

自己受容が出来るようになると、この世界にいる全ての人を凄い人だと思えるようになります。

そこに優劣も天才も馬鹿もない。


よく、「馬鹿っていうあなたの方が馬鹿なんだよ」っていう言葉がありますが、正しくは「馬鹿って人を見下してるあなたの方が馬鹿なんだよ」が正解です(笑)

私が散々やっていたので、自分の過去の黒歴史を思い出して心が痛いですが、自分以外は全員馬鹿という思考は自分の無価値感からくる見下しなので、気がついたら直すようにしましょう。

本物は私だけ、真実を知っているのは私だけ、これだけ凄い話が出来るのは私だけ。

な訳ないです。


試しに近所のおばちゃんと話してみてください。

普通の主婦の中にも凄い人たくさんいますから。

この世に生まれた人間は、誰一人欠けることなくみんな凄い。

この感覚が腑に落ちることも自己受容の大切な要素の一つです。