親を避け続けている人の心の闇4

自分が親に対してとる冷酷な態度が親への仕返しになると思っている。

子供の頃、自分のプライバシーや自己決定を親が尊重してくれなかった。

親と関わらなくても済むようになった状態を問題が解決したと勘違いしている。


親と関わることで起こる不快な感情や精神的な消耗からずっと逃れたいと思っている。そのために親との接触機会をゼロにしようという戦略をとる。

親に対してなぜ自分の意見や人生を尊重してくれなかったのかという不満を直接言わずになかったことにして終わらせた。

感情を出さずに理性で対応することが、大人の寛容な対応だと勘違いしている。


自分は感情を露骨に出すような未熟な人間ではないと思いたい。(感情的になる人は未熟、または子供のようだと見下している。)

不満や怒りなどのネガティブな感情を持っていることは、人間の未熟さだと思っている。

感情を表に出すことは、自分の未熟さを表現することと同じだと考え、気持ちを表に出さない。

親が子供に対して持っていた理想の子育て論や過度な期待が重かった。


親も子供にとって完璧な子育てなど出来ないのだから仕方ないという諦めの気持ちで問題を終らせたことにしている。

親の理不尽さに対して、自分の正当な怒りや不満を抑え込んでしまった。

親の態度によって子供が長年家の中で常に緊張を強いられていた。

過去の親子関係の問題やトラウマをもう一回再体験して向き合うことが辛すぎるから、「あの時は仕方がなかった」という理屈で片付けてしまう。


これらの思考は、ただ目の前の問題を避けたいだけの問題回避です。

このような問題回避思考をずっと放置していないかを見直すことが大切です。

本当の気持ちを誤魔化しているその裏には、とにかく問題が終結したことにしたいという思いが隠れているので、そこを徹底的に掘り下げて見直します。